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介護事業所の倒産が過去最多!

東京商工リサーチによると、介護事業者の倒産が過去最多になっています。
大きすぎる事業所と小さすぎる事業所の倒産は増え続けます。

 

大切なことは、伸びしろです。

お客さまが少ないのも問題ですが、多すぎるのも問題です。

将来の投資なく、現状で経営がなんとかやりくりできているだけでは、倒産する可能性が高くなります。

介護事業は、2040年、高齢者人口がピークになるまでは、間違いなく優良産業です。

また、その後もすぐに急激に高齢人口は減少しません。

2050年くらいまでは優良産業です。

 

とはいえ、今が投資のラストチャンスです。

今からならまだ間に合います。

2025年問題は、30年前の1995年頃から研究されていました。

小さく生んで、ほどほどに大きくする事業展開を学べるセミナーを開いています。

 

試行錯誤することが大切なのです。

試行錯誤とは、失敗を前提にし、失敗しながら少しづつ目的に近づくということです。

現在の熱意が過去を意味あるものにし、未来を決める。

だからこそ、失敗が大切で、試行錯誤することが必要なのです。

2022年12月21日

医療費削減に逆行している病院経営の限界

最近、急性期病院でも、特に回復期病院でも、PT,OT,STの人数を増やしています。

冷静に考えてみましょう。

本当にこの状況がいつまで続くでしょうか。

リハビリ入院が増えれば、在院日数は増加し、医療費の拡大につながります。

さらに、リハビリ入院には期間が定められており、回復期病院でリハビリをしたからといって、

在宅に帰られる方が増えるとは思えません。

病院でのリハビリは、所詮、病院でのリハビリなのです。

回復期病院には、顧客という考え方がありません。

先にも述べましたが、期間が限定されており、一定の期間だけしか関われないのです。

顧客は、こちら側が育てていくものなのです。

長い期間育てていくものなのです。

それによって、職員もお客さまも成長・発展していくのです。

回復期病院がダメな業態になっていくことは、

業種でいうと、銀行がダメな業態になっていることと似ています。

支店長クラスで2~3年、一般行員で3~5年で移動させられます。

景気が良く、お金を貸せる法人がたくさんあった時は、この仕組みでよかったと思います。

しかし、今のように景気が悪くなると、

事業性評価をし、中長期で法人の財務内容を分析しなければ、融資先はどんどん減っていきます。

でも、未だに、銀行は、移動が激しすぎて、未だに短期的な評価しかできないので、

融資先を拡大できずにいます。

最終的には、支店の数を減らして、行員の数を減らして、いわゆるリストラをする。

完全な負のスパイラルです。改善する見込みはいまのところ見当たりません。

話を戻し、病院経営の場合も同じようなことが言えます。

マーケット感覚を磨かずに、お客さまが来て、一定の期間リハビリをする。

お客さまを追跡することなく、リハビリを終了し、次の患者をリハビリする。

これの何が問題かというと、顧客が利益をもたらしてくれるという観点が抜けているのです。

短期的なお客さまではなく、顧客です。そして、win-winの関係を作ることで、

双方に信頼関係が生まれ、利益が生まれるのです。

2022年10月29日

ケア分野の拡充がもたらす波及効果

ケアの仕事を、持続可能で公正な経済の中心に据えることが提唱されています。
世界では、15歳未満の子どもたちが19億人、

60歳以上の人びとが10億人、障害のある人々が12億人いるとされる中で、

日常生活を送る上で、なんらかのケアを必要としている人が大勢います。
こうしたケアにかかわる分野への公共投資は、

女性が抱えてきた負担の軽減だけでなく、

子どもや高齢者、障がいのある人々の生活環境の改善につながるなど、

大きな波及効果をもたらすことが期待されているのです。
経済成長というみちしおを創り出すことができても、

傷ついたボートがそのまま持ち上がるわけではないと言われています。
ケア分野の拡充に力を入れていけば、

多くの人々の生活と幸福と尊厳を支える社会を着実に形作ることができると考えています。

2022年10月22日

新たな感染症に共同で備える

次のパンデミックは、「起きるかどうか」ではなく、

「いつ起こるか」という問題にほかならないと考える必要性を感じます。

これからは、対面での講座は極力最低限にして、

オンラインでの講座に慣れていくようにしなければいけないと思います。

新型コロナの影響で、ここ2年くらいは、介護系の講座が減っているように感じます。

新型コロナ前は、全国の至る所で対面による講座がありました。

新型コロナによって、われわれのような、エッセンシャルワーカーは、

自分自身が新型コロナになるわけにはいかないので、

対面での講座を自粛するようになったのではないかと想像します。

しかし、高齢者の在宅生活を継続するためのニーズとして、

新しいものまたは新しい発想が求められています。

2022年10月15日

セミナー講師養成講座のススメ

コロナ禍において、外出自粛が高齢者の引きこもりを助長しています。

今まで行っていた体操教室、病院でリハビリを受けることも難しくなっています。

これでは、高齢者の身体機能の悪化が懸念されます。

そこで、高齢者のご家庭での運動指導を、オンラインセミナーで行ってみるのはどうだろうか?

HAKUコンサルタントオフィスでは、小さなコミュニティづくりを提案しています。

個人が、自己決定・自己責任のもとで生きるのには限界があるのではないかと感じています。

また、家族だけで、介護を任せるにも限界があるように感じます。

要介護者を少しでも減らすためには、寝たきりと認知症の予防が最優先されます。

寝たきりと認知症の予防には、生活範囲を拡大させることが欠かません。

ただ、今回のコロナ禍では、外出機会を減らさざるをえません。

その中で、人とのつながりを切らさないためにも、オンラインで人とつながることを推奨しています。

ただつながるだけでなく、目的がある方が効果が高いです。

オンラインセミナーができる人が増えることで、

小さなコミュニティづくりのお手伝いができればうれしいです。

 

2022年10月08日

医療型有料老人ホーム開設のススメ

医療強化型有料老人ホーム(住宅型)の開設のためのコンサルタントも行っています。
現在、特別養護老人ホーム、老人保健施設は、医療的ケアの多い患者の入居が難しくなってきているように感じます。
介護保険適応の療養型病床も減少していますし、病院での療養は減少していくような気がします。
医療的ケアの多い患者の行き場所がこれからドンドン減少していきます。
このような患者を在宅に帰しても、ドクター、訪問看護師が、急な対応を迫られ、ケアする側の負担が増しています。
訪問看護ステーションは全国的に増えていますが、スタッフが疲弊し辞めている現状があるように感じます。
病床を持つ中間的な病院は、慢性的に減収減益しているように感じます。
ベッドを抱え、長期間入院させればさせるほど、収益は減っていきます。
これからは、高齢者介護は新しい展開を求められているように感じます。
本人および家族だけの自己決定、自己責任の下で家族だけで介護するのには限界があります。
大きな資本をかけず、多くの有資格者を必要とせず、人材育成型の経営が必要になっています。
大は小を兼ねません。トライ・アンド・エラーを繰り返しながら、成長していく経営戦略を提案します。

2022年10月01日

理学療法士が教えるパーキンソン病の運動療法

個別オンラインセミナーを行いました。
ご依頼されたのは、お母さまがパーキンソン病の息子さんからでした。

高齢者の身体機能の悪化が懸念されます。

HAKUコンサルタントオフィスは、小さなコミュニティづくりを提案しています。

個人が自己決定・自己責任の下で生きるのは、限界を感じています。

また、家族だけで、介護を任せるにも限界があります。

要介護者を少しでも減らすためには、寝たきりと認知症の予防が最優先されます。

寝たきりと認知症の予防には、生活範囲を拡大させることで予防できます。

人とのつながりを切らさないためにも、オンラインで人とつながることを推奨しています。

ただつながるだけでなく、目的があるほうが効果が高いです。

2022年09月24日

会社を発展させるためには

会社を発展させるためには、熱意、人を活かす環境づくり、そして、戦略戦術が必要です。

割合としては、熱意が5割、人を活かす環境づくりが3割、そして、戦略戦術が2割のように感じます。

頭の良い人が多い会社ほど、2割の戦略戦術を一生懸命考えます。

しかし、ここで満点を取っても20点です。

今、会社を発展させるためには、職員の熱意(自己肯定感)を向上させ、職員を活かす環境づくりを考えることが大切だと感じます。

介護職員は、忙しくて、身の回りのお世話で精いっぱいになる傾向があります。

自立に向けた介護を展開することで、工夫し、達成感を得ることで人は活きます。

達成感を得ることで、熱意は向上します。

最近、働き方改革が話題となっていると思います。

労働時間を短縮することが働き方改革の解釈となっているように思います。

本当にそれだけでよいのでしょうか?

休みを増やして、給料を上げるだけでは、経営者は軽蔑されるだけです。

コスパを求める職員だけ残ります。

経営者とは、成長させてくれる存在である。

成長を感じた職員は、イキイキとしてきます。

あとから、おのずと、給料は自然と増えることが理想だと考えます。

種まきをすることで不安は減ります。

種まきとは、勉強すること、人と会うこと、とにかく少しでも前に進むことです。

歩みを止めないことです。

逆に収穫することを考えると不安が増します。

売り上げはいくらだったか。これは収穫です。

ベストを追求することはよくないし、行動しながら、自分なりの仮説を考えることです

ベストよりベターなことをたくさん考え、たくさん実践することが最善です。

2022年09月17日